フランスのお菓子
タルト・タタン
フランスのソローニュ地方でホテル経営をしていたタタン姉妹が、
りんごのタルトを作っていたある日、うっかりタルト生地を入れ忘れ、
りんご・砂糖、バターだけを焼いてしまって、途中からタルト生地をかぶせて焼いたところ
りんごがキャラメリゼされてとても美味しい仕上がりとなった…というお話があるそうです。
そう!このお菓子のポイントはキャラメリゼなのです。
【材料】
りんご(今回はふじを使用) 4個
砂糖 100g
レモン (皮を少々擦って入れます) しぼり汁でも可
バター(又はマーガリン) 少々
クラッカー 5~6枚
焼き型(なければ耐熱容器でも)
【作り方】
①りんごは皮をむいて芯を取り除き、5ミリくらいの暑さにカットします。
(お好みで大きめにカットしても良いです)
②フライパン(又は鍋)に砂糖を分量の半分ほどを平らになるように入れて火をつけます。
(カラメルをつくる)
※ ここでオーブンを180度に余熱を開始。
③②を見ているとだんだん砂糖が溶けて液体になって茶色になってきます。
そしたら残りの砂糖をだんだん撒き入れて、茶色になるまで溶かします。
茶色になったら火を止めて、余熱で少し焦げる匂いがするくらいまでおきます。
④③にカットしたリンゴを加え、手早く混ぜて火をつけます。(強火)
りんごの水分が出てきて、カラメルとりんごのいい香りがしてきます。
⑤りんごの表面が少し透明になってくるまで中火で煮ます。
⑥焼き型にバター(又はマーガリン)を薄く塗り、
そこへ⑤のリンゴを投入。アルミホイルで隙間のないように蓋をします。
⑦余熱が完了したオーブンへ入れて50分焼きます。
⑧粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしてできあがり♪
今回は、丸い器に小分けして、市販のクラッカーをのせてひっくり返しました。
アルミホイルの代わりに冷凍パイ生地を蓋にして焼いても良いです。
クラッカー無しで、りんごに生クリームやアイスクリームを添えても美味しいです。